御山杉について

 

 

いせじんぐう
伊勢神宮について

お伊勢さんと親しみをこめて呼ばれる伊勢神宮は、 正式名称は 「神宮」といいます。 神宮は皇大神宮 ( こうたいじんぐう、内宮 ないくう ) と、 豊受大神宮 ( とようけだいじんぐう、外宮 げくう ) の総称です。
別宮、摂社、末社、所管社、全てで 125 の宮社を数えます。

 

 

 

 

とこわか
常若について

20年に1度、式年遷宮(しきねんせんぐう)を行なう伊勢神宮の「常に若く瑞々しいままで永遠に」という精神を 表した言葉、“常若(とこわか)”。  
御山杉を使った常若小物の特徴は御山杉の美しい木目を活かした自然の造形美。
  木材の質感を活かした表面には、国内高級車や北陸新幹線の 内装にも採用されている特殊コーティングを施すことで 耐水性や防汚機能を持たせつつ、“木の香り”もキープ。
同じ木目は二つとなく、その一つ一つが唯一無二の一品。

 

 

 

 

しきねんせんぐう
式年遷宮について

 20年に1度、式年遷宮が行われ、内宮(皇大神宮)・外宮(豊受大神宮)の 二つの正宮の正殿、14の別宮の全ての社殿を造り替えて神座を遷します。
 常若(とこわか)の精神で常に新しく清浄であることを尊び、 各建物の他に装束・神宝、宇治橋なども造り替えられます。
 2014年に行われた遷宮は、すべてを新しくし、 技術を次世代に伝えるとても大事な行事なのです。

*写真はお木曳(川曳)の様子

 

 

 

 

みやますぎ
御山杉とは

伊勢神宮の神域内(皇大神宮では、宇治橋より内、豊受大神では、火除橋より内)にて、保護されている樹令300年以上の杉の大木だけを神宮杉といいます。
神宮杉は神宮内で育った杉と神宮が管理している特別な場所で大切に育てられた杉です。
神域内では神宮杉と呼ばれますが、台風等により倒れた時、はじめて御山杉と名を改めるのです。